野田カップ後の先週の練習も考えさせられるものだった・・・。
4年生から交流戦の申し入れがあったので、アップを済ませ交流戦。
そこまではまだ良かったが・・・、いや、その間もかもしれないが、その後の練習は全く集中力が欠けていた。
2対2の練習はただボールを楽しく追いかけているだけだった。
なぜ、この練習をしているのかを理解してやっていた選手は見当たらなかった。
練習は、試合でそういう場面が起きた時に最良の選択と動作をするための準備ではないのか。
ならば、試合と同じ状況を考えながら、練習をしないと意味がないのではないか。
楽な練習は役に立たない。
なぜなら、試合ではそんな楽な状況は少ないからだ。
ならば自ら厳しい練習にするべきではないのか。
例えば、鳥かごをやる場合、たいていは鬼に不利な状況で始まる場合が多い。
外の選手が多く、鬼が一人で、しかも鳥かごの輪が大きかったら・・・。
ボールを回すのは楽だし、鬼にボールを取られにくい。結果的には鬼が頑張って走り回って終わり。
これが自分のためになる練習なのか。
逆に、鳥かごの輪を小さくし、鬼は二人、ボールも2個。
どうだろうか、最初の鳥かごに比べて格段に難しくなる。
さすがにやりすぎな感じはあるけど、これでボールが回るようだったらスゴクうまくなれそうな気がしない?
その後のシュート練習も集中力を欠いたままだった。
何度、「集中しよう」「ちゃんとやろう」と言っても、他の選手の練習は見ないし、隣の人と楽しそうに話をしてる。
とてもサッカーの練習をしているようには見えなかった。
ただ、順番がきたからやっていただけにしか見えなかった。
結局、最後はSコーチのイオナズン炸裂!!
・・・しばらくは黙って練習。
さて、この練習は楽しいのだろうか。
何度も言うが、楽しくやるのとふざけるのは全然違う。
ふざけて、叱られてやる練習は楽しくないし、きっとただやるだけで身につくとは思えない。
もちろん、選手が、暇をせず、飽きずに、楽しく練習ができるように教える側の努力も必要だとは思うけど、それ以前に、なぜ練習に来ているのかを改めて考えて欲しい。
そういうことを考えてもよい年代だと思う。
練習に来たからには何かしら持って帰って欲しいと思う。
きっと選手が考えている以上に、教える側のコーチは色々考えている・・・と思う。
「サッカーのこと考えててちゃんと仕事してるのかなー」とか、そんな心配は無用なので、練習を真剣にやって成長することで応えて欲しい。
練習して、試合をして、課題がわかり、課題を克服すべく練習をして、また試合をして、また課題が出て、また練習して・・・
Sコーチの雷系最強呪文が炸裂しないように・・・いや、そうではなくて・・・
成長するためには、どのように練習に臨めばいいのかを今一度考えて見て欲しい。
それはきっとチームの成長にもつながるはずだ。
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