湖北台クラブ交流大会は、前回の野田カップに引き続きU12の11人制の試合でした。
1日のみの参加だったので2試合のみでしたが、慣れない11人制、時間も20分ハーフ、おまけに気温も高く過酷な1日になりました。
結果は2敗。でもって、FC7の最終戦の牛久戦から数えて8連敗中。
でも、結果は別にいいんです。
悔しい気持ちを糧にして、雑草のように踏まれても踏まれても逞しく立ち上がりましょう。
そして、その中から何かを掴んでくれれば、連敗してでも強い相手と戦ったかいがあるというものです。
試合の内容はというと、湖北台クラブも福田少年SCもとても良いチームで、ポゼッションされまくりの、パス回されまくりの、ボール入れられまくりので、向台が目指しているサッカーが目の前で展開されました。そのサッカーも勉強になるものでしたが、それによりいくつか気づいたこともありました。
技術的な差もあり、どうしてもディフェンスの時間が長くなりやっとの思いでボールを奪ったのに、そのままはね返してしまう(クリアする)ケースが多くありました。
前線でそのボールを自分のボールにできればいいのですが、だいたいは相手のディフェンスに囲まれてしまいマイボールにすることはなかなか難しい状態になることが多そうです。
つまり、ただボールをはね返すだけでは相手にボールを取られ、持たれ、攻められといった感じでつらい時間が繰り返される事になります。自分達の攻撃の時間を増やすことはできません。
そうならないためには、つらい状況でもただはね返すだけではなく確実にマイボールにして、そしてボールをつないでチャンスを作る必要があります。
もちろん、すぐにクリアしなければならない時もあるので、厳しい状況のなかで最善の選択をするには適切な判断力と勇気が必要です。
その他では、攻撃の時に「右SB→右MF」といった感じの縦一本での攻撃が目立ちました。それだと、相手ディフェンスは外に押し出すだけで割と守りやすいと思うので、「外→中→外」とか「外→中→逆サイド」とか、もちろん中央からって選択肢もあるので、中に当てながらボールを前に運ぶ意識を持った方が有利にゲームを進めることができると思います。
それと、相手の攻撃を守りきり、攻撃に転じた時ですが最終ラインの押上がありません。最終ラインを上げないと、オフサイドラインは低いままです。それが何を意味するかというと、オフサイドにならないエリアが広いままだということです。
つまり、相手がどんどん自陣に入ってこれるということです。
しっかりとラインを上げて、相手が自由に動き回れる陣地を小さくしよう。
もう一つ気になったことは、今回に限ったことではないけどボールが来てから反応している場合がすごく多い。
ボールはいつ来てもいいように常に準備しておこう。
人まかせではなくて、俺が行くんだという気持ちでいて、最終的に誰が行くかは声をかければいい。
ボールをつなぐにしても、ラインを上げるにしても、誰がボールに行くのかにしても、声を出してコミュニケーションを取らないとなかなかうまくゆきません。『声がでている』ことは強いチームの共通点の一つです。
わかってると思うけど、出す声は仲間への文句ではなくて・・・だよね。
そして最後は熱い中フル出場で最後まで頑張って走ったこの人が、最優秀選手賞ゲット!!
おめでとう!!
袋の中身はナゾのまま。袋の中に、また袋があったらしく、その中にも袋があって、またその中にも・・・
と、憶測をよんでますので中身がなんだったのか、報告をお待ちしております。