開催日が1日しかないため、通例となりつつある変則的な組み合わせでの対決です。
スポ少の時の奇数順位チームがAブロック、順位が偶数のチームがBブロックで、それぞれ順位を決め最後にAとBの同じ順位どおしが戦い最終的な順位を決定します。
Aブロックは牛久、牛久二小、神谷。
1試合目は神谷との対戦でした。
全体的には守り慣れされてしまい、得点は前半のみでした。
一方的に攻めているからといって、それに甘えていては打開できません。
状況に気付き、リズムを変えるなどしてパターン化したものを壊す勇気が必要です。
2試合目は牛久二小。
落ち着いて戦えていたように思います。
しかし、それゆえにポジションの悪さなどが見えてしまいましたが、良い形で得点できていたので良かったと思います。厳しい相手でも同じようにプレイできるように頑張ろう (≧∇≦)/
3試合目は宿敵牛久。
・・・全日本の件があったため・・・、かなりの厳戒態勢で始まりました (`・ω・´)ゞ
予想通り厳しい戦いになりましたが、キーパーからのこぼれ球を見逃さずに押しこみました。
この1点により、今回は決着を付けることができました。
ただ、内容的には攻撃の形をほとんど作れていませんでした。
作れていなかったと言うよりは、作ろうという意志が見えず、一言でいうと、ただゴールの方面にボールを蹴っているだけでした。
とはいえ、予選ブロックを1位通過し、スポ少と同じく決勝は中根Aとの戦いになりました。
内容的には向台が優位にゲームを進めていたように思いますが得点をうばうことができず、反対に少ないチャンスをものにされてしまいました。
試合後の様子
しばらく放心状態でした
決定力不足と一言で片付けてしまうのは簡単です。
試合をぼんやりした感じで見ている分には優位に攻めていたので、まあまあの内容に見えますが、それで済ましてしまったら、そのレベル止まりになってしまう気がします。
しかし、目標はその上のはず。
なので、細かく見てゆくと、声が出ていないのは当然ですが、寄りが遅い、ボールが来るのを待っている、ポジショニングをさぼっている・・・などなど・・・。
そして一番の問題は・・・、あせっているのか後半になればなるほどボールを前に蹴り出すことが多くなる。
後ろを使って立て直せばいいのに、無理矢理まえを向こうとして詰められたり、ただ前にボールを蹴りだす。
もちろん、すぐにクリアしなければならない場面だったり、カウンターを狙ったロングボールの場合もあります。ただ、それは見ていれば意図がわかります。ダメだと言っているのはそういう意図のない蹴りだしです。
結局これをやってしまうと、前線にはFWしか残っていないのでマイボールにするのが難しく、これって今年の頭にさんざん苦い思いをしてきたパターンじゃないだろうか。前ほどはひどくは無いけれど・・・。
今回はマイボールに出来た場面も少なくなかったけど、それでも相手を崩せるような攻撃もできないので、なんとなく攻めてるんだけど、得点にはいたらないって場合がほとんどでした。
つまり、攻めてるように見えるんだけど、相手を崩すような攻撃をしているわけではないので、得点の可能性が低い攻撃を時間一杯続けていたということです。
余裕が無くなると視野が狭くなる・・・。
それは、誰もがそうだと思います。
では、どうしたら良いでしょうか。
一つは、選手一人一人が周りを見て、自分でボールをおさめるだけの余裕があるかを確認する。
もう一つは・・・、さて何でしょう。
クイズにしようかと思ったけど、時間が無いので言っちゃいます。
「周りの選手が教えてあげる」です。
目の前にボールがある時に周りの状況を把握するのは練習すればできるようになるけど、今すぐ出来るようになるのは難しいと思います。しかし、周りの選手が教えてあげるのはすぐできると思わない?
- 味方に周りの状況を教えてあげて、ボールを蹴りださずに相手のディフェンスを崩す攻撃をする。
- 今まで通り声を出さずに、ボールを蹴りだして得点率の低い攻撃を繰り返す。
でも、どちらを選ぶかは選手しだいです。
間違ってたらどうしようと思うのかもしれない。
失敗したらどうしようと思うのかもしれない。
ただ恥ずかしいのかもしれない。
「成功の反対は失敗ではなく、チャレンジしないこと」
なでしこジャパンの佐々木監督の言葉です。
まさにこの言葉の通りだと思います。
間違っててもかまわない、失敗してもかまわない。
勇気を出して声を出してみよう。
チームのために、仲間のために。
そして、またあの喜びをみんなとわかちあうために。
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