ヨハン・クライフの言葉に「試合はいつも終わったあとから始まる。」というのがあります。
向台SSSの次の目標は何でしょうか。
FC7であり全日本でありスポ少だと思います。
つまり、それらは既に始まっているということです。その意識をもって練習にのぞんでいますか?試合にのぞんでいますか?試合開始のホイッスルはすでに鳴っているのです。
上の写真は、戦術ボードを使って攻め方の説明をしています。
中からサイド、サイドから中、そしてまたサイドへなど、とてもためになる話しが沢山ありました。
縦一本やロングボールばかりでは、相手を崩すことは難しいものです。
途中、攻め急ぎすぎているという話もありました。
速かろうが遅かろうが、スピードやリズムが一定だと正直怖く無いし、いくら速くても慣れてきます。
また、何が何でもターンしたり、前方にキックしている場面をよく見るのですが、そこも周りの選手を使ってもらい直すとか、味方にフィードしてもらうとかすれば無駄にボールを失うことは少なくなります。
崩すという意味では、「タメる」ことも有効な方法です。ボールをあえて出さないことで相手を引きつけると、当然その寄ってきた相手が元々いた場所にはスペースができるので、味方にそのスペースを使ってもらうことができます。タメることはリスクがともないます。ですが、そこは絶対に取られてはいけません。その場合はプレスされる前に離せという話になります。
ですが、プレイに正解は無いと思います。
大切なのは・・・。
一瞬、一瞬、いかに沢山の選択肢を用意できるか。
そして、その中から最良の選択ができるか。
さらに、その選択がダメだとわかった時、その選択を捨てる勇気があるかです。
なかなかユニフォームがこんな状況も珍しいです。
裏側です。
この日の試合でピッチにいる8人全員が関わっている得点がありました。
偶然や必然の積み重ねの結果ですが、最初のタッチからゴールまでわずか20秒。
その間に8人全員が関わり、相手には一度もボールにさわられていません。
より多くの選択肢を用意することが、より良い結果を引き寄せる第一歩です。
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