2013年3月3日日曜日

野田ファイナル

仕事の都合で団活動に参加できず、気づいたら1ヶ月ぶりの更新になってしまいました。

今回は、野田ファイナルカップに参加してきました。


野田ファイナルカップは11人制の6年生大会です。
しかも、なんと向台は2連覇をしている大会です。

気持ちは3連覇を目指しましたが、当日は、トレセン活動、けが人、その他諸々で、参加選手は11人しかおらず、1学年上の大会ということもあり苦しい戦いになりました。
ただ、誰が居ないからとか、居たらどうだったろうという話は好きではありません。
そこにいる人がベストメンバーであり、そのメンバーで最大限の努力をするのがコーチと選手の努めだと思います。 逆に、どうなったか分からない話をするのは頑張った選手が可哀想です。
もちろん知恵をしぼったコーチも・・・。

話しがそれましたが、結果は1勝2敗、8チーム中7位とふるいませんでした。
でも、善戦したと思います。

上級生を相手によく戦っていたと思います。

ですが、ただはね返すだけのプレイスタイルはいまだ変わっていません。それでもチャンスは作れました。
でも、もっと作れるはずです。

そう考えるにいたったのは、私が団活動に参加できなかった時の練習の話しがきっかけでした。

試合が終わってから『裏を取る』 練習をしたという話を聞きました。
ですが、試合ではそういう場面はほとんどありませんでした。
そういう動きがあればもっと試合が動き、攻撃がワンパターン化せずに良い展開がつくれると思いました。

あまり、具体的に書くのは本当は好きではないのですが、私なりに攻撃のチャンスが作れない理由を考えてみました。

『ただ蹴り返すことが多い』

これは前から言い続けていること。
前線に蹴り返して、そのボールを前線の選手がマイボールにできる確率は低い。
必ずしも低いわけではないが、上級生や強い相手の場合は極端にその確率は低くなる。

すぐにクリアしなければならない時はあるけど、時間とスペースに余裕がある場合も蹴り返してしまう。
ただ蹴り返してしまうのは楽な選択です。
蹴り返さないことは、そこでボールを取られるかもしれないリスクがあり勇気のいることです。
でも、周りを見たり、周りの選手がフリーだと教えてあげれば、パスをつなぎ、マイボールのまま前線にボールを運ぶことができるのに・・・。

『攻撃の選手がパスを受けるときに後ろを向いて受けている』

半身にかまえて受ける意識がない。
そうしないと攻撃に転じるまでに時間がかかる。
ファーストタッチでゴールをねらうこともできない。

後ろを向いているので、相手選手は後ろにはりつく。
にもかかわらず、無理に前を向こうとするからボールを取られる。

無理に前を向こうとするのではなく、一度後ろに戻して、もう一度動き直して体勢を整えてボールを受けるか、ボールをもらった選手と連動して相手選手の裏を取る動きをした方が良くないだろうか・・・。

『サイドに行ったら、サイドのまま』

一度サイドにボールが出たら、そのまま縦に攻撃をし続ける。

そのまま縦に行った方が良い場合もある。
特にえぐれれば得点の可能性はグッと上がる。
でも、サイド攻撃をする場合でも中央を経由した方が良い理由がある。
まず、攻撃の選択肢が広がる。
中央から行くのか、逆サイドにふるのかの選択ができる。

次に、こっちはボールを動かしているけど、相手は選手が動くことになるということ。
ボールはいくら動いても疲れないけど、人間は動けば疲れるということ。
これは後半じわじわと効いてくる。

それと、相手選手の位置。
例えば、右サイドを縦にだけ進んでゆくと、相手選手は右に寄っていくのでだんだんとつまってきてスペースが無くなってくる。
それが、中央にボールが行くことで相手選手も中央に移動するので、右サイドが空いてくる。
その空いた右サイドを使うほうが、人がつまっている時の右サイドよりも良いと思う。

ただ蹴り返してしまうのも、結局は中央を飛び越えているので攻撃の選択肢が少ない。
全ての攻撃の起点が、蹴りだしたボールをマイボールにするところから始まるというのは悲しい現実だと思う。
ここに書いた通りにできれば良いけど、実際はなかなかその通りにならないと思うし、これが全てではない。
そんな簡単ではない。
でも、これに限らずやらないとできるようにはならない。

色んなことにチャレンジして相手の思考が追いつけない攻撃がしたいものです。

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